自己紹介 その2

第2章 なんとか転職して色々あって何とか生きてる

強制送還からの転職

 
↓ 前回の第2章は下記から↓
https://asahimental.com/77/
 
会社に行けなくってそのまま退職してしまったので
田舎の実家に強制送還を余儀なくされた。
実家に送還されたからの1か月間は本当に寝た。Too Sleep.
人間こんなに寝れるのかってくらい寝た。
ご飯とトイレとお風呂以外は(お風呂を入らない日もあった)寝ていたので
1日20時間くらいは寝たのではないかと思う。
1か月間とにかく寝ただけで体調は本当に良くなった。
 この時に「睡眠って大事」って心底感じた。
 
体調は良くなったものの
とにかく「気分の落ち込み」「不安」「虚無感」が襲ってくる。
とにかく何に対してもやる気が起きない。そんな状態が2か月続いた。
 
3か月目に入ると無職の自分に焦り始めた。
親の「焦らなくて良いよ」「すぐに働く必要は無いよ」という言葉が
とてつもなく心に響く。裕福な家庭でないが親は働いているのに
自分は働きもせず、ぐーたらしている状況に非常に焦り始める。
特にやりたいこともない。
正直メンタル面の不安はかなり残っているが
「とにかく働かなきゃ」と思い転職活動を決意する。
 
転職活動始めようと思ったが進め方が分からなかったので
転職エージェントなるものを頼ってみようと思い
某大手の転職エージェントを使用してみた。
 
とりあえず興味がありそうな会社に数社応募をしてみた。
 
結果、書類選考は全て不合格。
なるほど新卒で入社した会社を1年で短期離職したので印象は良くないようだ。
ひとまず自分に会社を選ぶ権限は無いという思いで
応募資格がを満たしていそうな会社に手当たり次第応募しまくった。
すると10社に1~2社は書類が通過するようになったため
面接を受けることになった。
 
面接を受けてみるととにかく
やはり短期離職を深堀りされる。
・1月100時間以上の残業がある月もあった
・残業代が1円も出なかった
・体力的・精神的にしんどいこと
・メンタルがおかしくなってしまったこと
 
退職する理由としては正直十分であったが面接が中々通らない。
やはり退職理由から「またすぐに退職するのでは」という
懸念が拭い切れないというフィードバックを頂いた。
 
ただ、面接を何社か受けて気づいたことがあった。
退職理由をバカ正直に伝える必要はない。ということだ。
 
いくら辛い状況だっとしても
辛い状況になったら「退職する」という評価をされる。
何も選択肢としては「退職する」だけではない。
上司に業務量を相談してみる。部署異動を打診してみる等の出来ることは色々とあるし
(僕の場合はどっちみち無理だったけど・・・)
その失敗から何を学んで次はどうしたいか?が大切なのだ。
 
上記の考えを元に「退職理由」の伝え方を考えてみた。
プラスα営業職だけでなく、他の職種も検討することにした。
元々、日商簿記2級を持っていたので「経理職」にも応募し始めた。
(未経験からの経理職への応募資格に日商簿記検定2級を提示する会社が多かった)
 
そこで運よく株式上場している中小企業の
経理職として書類選考が通り面接も合格して晴れて転職が成功した。
こうして経理職としてのキャリアがスタートした。

 

経理職のキャリアスタート&再度退職

転職して新たなキャリアスタートを切った。
まず前職と違うところは
・繁忙期以外は定時であがれる
・残業代がでる
・パワハラ・セクハラがない
・完全週休2日制
・休日に会社のクソみたいなイベントで出勤する必要がない
 
繁忙期以外は本当に暇だった。やることがなさすぎて。。
給料は低かったがそれ以外は超ホワイト企業じゃんと思っていた。
ただ、入社してから少しおかしな事に気づいた。
僕が入社した背景に年の近い先輩が別部署に異動になったためだったと知った。
そもそも人数が少ないのに部署異動ってどういうことって思ったけど
すぐに理由が分かった。
 
どうやら上の社員との人間関係が良くないみたいだ。 
その先輩に色々と話を聞いてみると
上のベテラン社員は固定されているが若手の社員が入れ替わりで辞めていってしまうらしい
その先輩は退職はしなかったが部署異動という形になっただけで
結局若手がいなくなるという環境だった。
 
入社してすぐ業務の引継ぎが始まった。
入社してすぐ月次決算で忙しかったのかほとんど放置状態だった。
未経験なのに先輩が持っている仕事をすべて引き継ぎって無理じゃね?
しかも実質稼働日10日間で引継ぎって無理でしょ。
案の定、無理だったので説明がなく
「前に作成したファイルを見ておいて」という投げやりな感じだった。
先輩が悪いのではなく上のベテランスタッフが全く関与せず
進捗状況も管理しないのが悪いのだが・・・
 
そうこうしている内に翌月に中間決算があり
いきなり月次で仕入のチェック・原価計算資料のチェック
監査法人に提出する資料の作成等を担当したわけだが
なぜこの資料を作成するのかもさっぱり分からない状態で突入。
説明されても意味が分からない。
とりあえず以前に作成された資料を見ながら見様見真似で作成したワケだが
教えられた通りに作成したワケだが、どうやら違うらしい。
いきなしキレられる。めちゃめちゃキレてる・・・
ここで理解できた。
この上司と更にその上司の存在が若手社員の退職理由なのだと・・・
 
上司の特徴として
・すぐに機嫌が悪くなる
・機嫌が悪いと1日中悪い
・すぐに舌打ちする
・成果物のフィードバックがない(普通こうでしょ。こんなのも分からないの?って感じ)
・人の悪口を言う
・忙しいときは例え体調不良でも「這ってでも来い」って言うタイプ
・とにかく話しかけづらい
 
自分の中で本当に辛かったのが3つ
①とにかく話しかけづらすぎる。
②伝書鳩のように使われる。
③体調不良でも休みづらい。
 
①とにかく話しかけづらすぎる。
これに関しては本当にしんどい。
機嫌が悪いと話しかけても返事が無く睨まれて本当に感じが悪い。
そして1日中機嫌が悪いから仕事で分からない所や相談したいことが出来ない。
 
②伝書鳩のように使われる。
何か指摘をする際に、他部署の部署長に「文句を言え」と言われる。
 伝え方をやんわりとしてニュアンスで伝える。
他部署の部署長にめちゃめちゃ嫌な顔をされて断られる。
上司に報告する。上司が切れる。
また他部署の部署長に言いに行く。。。。が繰り返される。
これも結構しんどい。もう自分で言いに行けよってなる。
 
③体調不良でも休みづらい。
決算時期に39度越えの熱が出たが会社を休みづらくて出社して
フラフラになりながら何とか耐えた。本当に死ぬかと思った。
「何か体調悪そうな人がいる」って言われて
「大丈夫?」の言葉すらなく・・・怒りがこみ上げる。
 
とまあ他にも色々あって
何とか4年頑張ったのだが環境が改善されることはなく退職することにした。
ただ経理の仕事としては良い経験が出来たのではないかと思う。

 

再転職からのメンタルブレイクアゲイン

 
ここで言っていなかったのだが
2社目の会社を在職中に転職活動は行っていた。
色々な会社を受けたがいまいちピント来ず。
 
また同じような上司がいたら嫌だなって思っていた。
というのも1次面接で自分の上長となるであろう面接官と面接をするわけだが
経理の方は大体どこも同じよう性格の方が多い印象だった。
ということは転職したとしても同じような上司がいる可能性が高いという考えになった。
とはいえ、今の上司の下では働きたくない。どうしようと思っていた時に
ベンチャー企業からのオファーがあった。
そこで働いている方々が生き生きと働いている感じがして非常に新鮮だった。
経理の人で生き生きとした雰囲気がある方を今まで一度も見たことが無かったからだ。
こんな会社もあるのだと思い面接を受けて無事合格したので再度転職することにした。
 
しかし、これは完全に僕の理解不足・リサーチ不足であった。
そもそもベンチャー企業は会社自体が立ち上がったばかりなので
会社の規定や決まりが定まってない。仕事自体も定まっていない。とにかく適当状態。
前任者は退職しているので全く分からない。聞ける人もいない。
前職の経験値から到底通用する環境ではなかった。
そもそも0→1を作る仕事をしたことがない人間が
ベンチャー企業に行くと拒絶反応を起こすことがわかった。
更に残業時間も増えたことで疲労もあったと思うが
色んな事が起こりすぎてパニック状態になった。
大体3か月が経った、ある朝のことだった。
朝起きて準備して電車に乗ったら呼吸が苦しくなった。
会社に着くころにはかなり呼吸が苦しい。
とにかく仕事にならなかったので早退させてもらったのだが
帰りの電車で完全に過呼吸状態になり泣きながら何とか家に着いた。
翌朝からは起きると身体の震えが起き始めた。完全に出社を拒否している状態であった。
結果的には軽い「パニック障害」になっていた。
 
ここで感じたのが1社目でメンタルブレイクしてしばらく経つが
またメンタルブレイクしたワケだが、完治はないということだ。
このメンタルとは一生付き合っていく必要があるということ。
また、メンタルを強くすることは出来ないということ。
メンタルを強くするのではなく、いかに受け流すかが大切だということ。
 
この話しは、またどこかで書こうと思う。
 
少し休ませてもらったが状態は良くならなかった。そのまま退職することにした。
職場の方には本当に申し訳ないことをした。
自分のリサーチ不足・自己分析・転職の軸があやふやだったせいで
この事態になってしまった。

 


ここで言っていなかったのだが
2社目の会社を在職中に転職活動は行っていた。
色々な会社を受けたがいまいちピント来ず。
 
また同じような上司がいたら嫌だなって思っていた。
というのも1次面接で自分の上長となるであろう面接官と面接をするわけだが
経理の方は大体どこも同じよう性格の方が多い印象だった。
ということは転職したとしても同じような上司がいる可能性が高いという考えになった。
とはいえ、今の上司の下では働きたくない。どうしようと思っていた時に
ベンチャー企業からのオファーがあった。
そこで働いている方々が生き生きと働いている感じがして非常に新鮮だった。
経理の人で生き生きとした雰囲気がある方を今まで一度も見たことが無かったからだ。
こんな会社もあるのだと思い面接を受けて無事合格したので再度転職することにした。
 
しかし、これは完全に僕の理解不足・リサーチ不足であった。
そもそもベンチャー企業は会社自体が立ち上がったばかりなので
会社の規定や決まりが定まってない。仕事自体も定まっていない。とにかく適当状態。
前任者は退職しているので全く分からない。聞ける人もいない。
前職の経験値から到底通用する環境ではなかった。
そもそも0→1を作る仕事をしたことがない人間が
ベンチャー企業に行くと拒絶反応を起こすことがわかった。
更に残業時間も増えたことで疲労もあったと思うが
色んな事が起こりすぎてパニック状態になった。
大体3か月が経った、ある朝のことだった。
朝起きて準備して電車に乗ったら呼吸が苦しくなった。
会社に着くころにはかなり呼吸が苦しい。
とにかく仕事にならなかったので早退させてもらったのだが
帰りの電車で完全に過呼吸状態になり泣きながら何とか家に着いた。
翌朝からは起きると身体の震えが起き始めた。完全に出社を拒否している状態であった。
結果的には軽い「パニック障害」になっていた。
 
ここで感じたのが1社目でメンタルブレイクしてしばらく経つが
またメンタルブレイクしたワケだが、完治はないということだ。
このメンタルとは一生付き合っていく必要があるということ。
また、メンタルを強くすることは出来ないということ。
メンタルを強くするのではなく、いかに受け流すかが大切だということ。
 
この話しは、またどこかで書こうと思う。
 
少し休ませてもらったが状態は良くならなかった。そのまま退職することにした。
職場の方には本当に申し訳ないことをした。
自分のリサーチ不足・自己分析・転職の軸があやふやだったせいで
この事態になってしまった。

無事に再度無職になる男であった。
続きはまた今度。

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